医療の発展による在院日数の短縮、在宅医療を進める体制整備、自宅で最期を迎えたい人の割合が6割以上、高齢化社会による要介護者の増加などなど、様々な理由から安心、安楽な療養生活を支援してくれる訪問看護の需要は高まっています。
そのため、訪問看護ステーションを転職先に考えている看護師さんも増えています。
しかし、訪問看護の認知度はまだまだ低く、訪問看護に興味があるが、転職に迷ってる看護師さんが多いと思います。
そこで今回は、訪問看護ステーションで働く魅力について紹介します!
訪問看護ステーションで働く魅力は、以下の4つが挙げられます。
1.利用者さんとの関係性構築
2.継続的なケアの提供
3.ワークライフバランスの充実
4.多職種連携
それぞれについて、以下で詳しく解説します。
訪問看護師は、利用者さんやその家族が緊張感の少ない自宅で、困り事や悩み事を親身に聞いてくれ、解決策を一緒に考えてくれるため、身近な医療者として信頼関係が築きやすいです。
利用者さんに信頼、感謝され、本音や明確なニーズを聞けることで、より個別的な看護ケアを提供できる訪問看護は、やりがいを感じやすく、魅力的だと思います。
入退院がある病棟勤務、100人以上の患者さんと関わる外来看護師などの病院勤務の看護師とは異なり、1回30~60分の長い時間で利用者さんと関わり、継続的な看護ケアが提供することができます。
病院勤務の看護師さんの中で、退院後の生活がどうなっているのか、自分が行った指導がうまくいったのか、など心残りを感じていた方は、退院から人生の最後まで療養生活を支援することができる訪問看護がやりがいを感じやすいと思います。
また、利用者さんと話をじっくりと聞きたい、個別的なケアで関わりたいと感じている看護師さんにとって訪問看護で働くことは魅力的だと思います。
訪問看護の特徴は、基本的に毎週連休(土日祝日休み)、夜勤なし、直行直帰が可能があります。
この特徴は、子どもの保育園や学校、休みと同じようなスケジュールとなるため、子育て中の看護師さんにとっては働きやすいです。
病院勤務の看護師さんの中には、子育てのために夜勤なし、時短勤務で気まずいと感じていたり、看護ケア以外の業務(委員会や研究など)に参加できずに気まずいと感じている方がいるとよく聞きます。
しかし、訪問看護では、時間割で利用者さんのケアを行うため、常勤でもパートでも気兼ねなく働くことができます。
ワークライフバランスを充実させたい看護師さんにとって、訪問看護で働くことは魅力的であると思います。
訪問看護では、利用者さんの療養生活を支援するために、主治医、ケアマネジャー、リハビリ職、福祉用具業者、ヘルパー、薬剤師、デイサービスやショートステイの介護士や看護師など、様々な職種の方と連携していきます。
この連携では、看護師の力が大活躍します。
医師や薬剤師などの医療機関との連携では、医学的な知識を生かし、看護師が率先して報連相を担うことが多いです。
また、利用者さんの医療処置、生活介助について、ケアマネジャーやヘルパー、デイサービスやショートステイの介護士や看護師と連携する時にも、訪問看護師が日頃行っている病状を評価して行う処置や介助方法を参考にしてもらいやすいです。
他の職種では担えない役割がある看護師は、様々な職種に頼られ、やりがいを感じやすいと思います。
また、様々な疾患、様々な生活環境の利用者さんを支援することで、看護師としてのスキルアップだけでなく、多職種との意見交換が盛んに行えるため、看護以外の知識を学ぶことができます。
今回は、訪問看護ステーションで働く魅力について紹介しました。
訪問看護は、一人で自宅に訪問して評価、判断、看護ケアをしなければいけない個人戦というイメージがあるかもしれませんが、病院以上の多職種とともに協働で行うチーム戦です。
スキルアップしたい、じっくりと関わりたい、柔軟な働き方をしたいという看護師さんにとっては、魅力的な職場になると思います。
訪問看護ステーション アスエイドでは、スタッフ間が腹を割って話せる関係性をモットーに困ったらすぐに相談する、一人で悩まない職場づくりを行っています。
初めての訪問看護で自信がないという看護師さん、訪問看護経験者でスキルアップしたい看護師さんは、是非、アスエイドで一緒に働いてほしいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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