訪問看護では医療行為を行うだけでなく、車の運転や入浴介助、リハビリを行ったりと様々な動きを行うため、着心地のいいユニフォームはかかせません。
また、利用者さんのお宅にお邪魔するため、見た目の清潔感も大事になります。
訪問看護のユニフォームはスクラブタイプ、ポロシャツとチノパンのセットなど、ステーションごとに様々です。
ユニフォームで働く場所を決めるわけではないけども、なるべく着やすくて、自分の気に入ったものがいいと思います!
今回は、訪問看護ステーションアスエイドのユニフォームを紹介します!
アスエイドでは、一流スポーツメーカー ミズノのスクラブをユニフォームにしています。
このスクラブは見た目はもちろんかっこいいですが、機能性も抜群です。
ミズノのスクラブを着てみて感じた素直な感想を4つ、以下で紹介します!
1.シワになりにくい。
お話し好きの利用者様のお宅で、長い時間座っていても膝の裏のシワが目立ちません。
2.通気性、速乾性に優れている
速乾性については、私が実際に着てみて感じたことですが、多少濡れてもすぐ乾いてくれるので凄く助かります。
訪問看護経験者の方、入浴介助や雨の移動で少し濡れてしまうことありますよね?
車での移動中、濡れたユニフォームをエアコンで集中的に当てるなんてことありませんか?
私にとっての訪問看護あるあるなので、すぐ乾いてくれるのがとにかく有難いです。
3.ストレッチ性能が高い
訪問看護ではご利用者様と一緒に歩行訓練やリハビリを行うこともよくあります。
ストレッチが効いている為、動きやすく、利用者様と一緒に大きく体を動かすことができます。
4.カラーバリエーションが豊富
アスエイドのユニフォームは、11色あるカラーからそれぞれのスタッフが好きな色が選ぶことができます。
上下の組み合わせも自由のため、同じ色のセットアップスタイルのスタッフから、パンツが暗い色でスクラブが明るい色にしているスタッフの2つのパターンがいます。
しかし、ユニフォームの色を自分で選ぶことが難しいと感じる看護師さんもあるかもしれません。
そこで、ユニフォームの色選びについて、実際のエピソードを交えてポイントを紹介します。
ユニフォームの色を選ぶ時は自分の好きな色や、似合う色を選ぶことが第一優先されると思います。
その一方で、訪問看護では利用者さんとの信頼関係を築くために、第一印象も重要になります。
第一印象は、言語:7%、聴覚:38%、視覚:55%の割合で決まると言われており、会った瞬間の見た目(視覚情報)や話し方(聴覚情報)で第一印象が形成される傾向があります。
もちろん、話し方、表情すべてが交わることで好印象を与え、良好なコミュニケーションがとれるとも考えられますが、第一印象のうち、視覚が55%も占めるため、服装や身だしなみは重要になります。
私の実体験を紹介します!
【ユニフォームの色をきっかけに好感を持ってくれた利用者さん】
初回の訪問看護の時に、たまたまピンク色のユニフォームを着ていました。
そのユニフォームを見るなり、利用者さんは「私この色が好きなのよ」、「この色を見ると気分が落ち着く」と話をしてくれ、会話が弾みました。
この利用者さんの訪問の時には、毎回ピンク色を着ていくようにすると、自然と看護師に対しても好感を持って接してくれ、早期に信頼関係が築けました。
【ユニフォームの色で看護師を認識できた利用者さん】
認知症があり、記憶力が低下している利用者さんで、知らない人が話しかけると暴言を吐いたり、ケアを拒否する方がいました。
この利用者さんの訪問看護では、毎回同じ色のユニフォームを着ていくように関わっていると名前と顔は覚えられないが、「○○色の人=看護師」と認識され、暴言やケアへの拒否がなく関わることができました。
数ある色の中から、看護師の好きな色を選んでさらに利用者様の好みや、精神状態の変化に合わせて選んでみるのも、効果的なユニフォームの活用方法であり、アスエイドならではかもしれませんね。